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「残すこと」「使うこと」の街づくり 大阪の近代建築の再活用

戦後の日本の街は、スクラップ&ビルドで、壊しては建て、壊しては建ての繰り返しでした。その間にすっかり街の景観は変わり、ひいては自分の大切な思い出さえも消えてしまったかのように感じます。

街づくりには、実は建物を「建てること」だけではなく、「残すこと」や「使うこと」にも重要な役割があるのではないでしょうか。常に前進するだけではなく、個人的な思い出を街の中で確かめながら暮らすことができることが、生活や文化の豊かさにつながるのだと言えます。

大阪に残る近代建築は、戦前から連なる街の名残として、現在の私たちの生活にも深みや愛着を与えています。使われていない近代建築を活きたものにすることで、私たちと大阪の街はもっと深く、もっと密接な関係を保てるのではないでしょうか。



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